2012年2月5日日曜日

夜の西安駅は大混雑

人けもなくがらんとした始皇帝稜から再びシャトルバスに乗って、兵馬俑博物館まで戻りました。ここから「游五」路のバスに乗って西安駅まで戻りました。
17時半ごろバスに乗って、西安駅に着いたのは19時前ぐらい。日は沈みもう真っ暗、そして日中以上に冷え込みが増して、ヒートテックの上下を着込んでいてもかなりの寒さです。


西安駅は夜になっても混雑していて、ますます混沌とした感じです。

このまま含光門大酒店に戻っても近くにレストランもないので、南門か鐘楼の近くで夕食を食べて帰ろうと思い、バス乗り場を探したのですが、さすがに西安駅は路線バスの起点だけあって、乗り場があちこちにあって、路線数も膨大。

バス停の路線表示をひとつひとつ見て、鐘楼方面に行くバスがないか探しても一向に発見できません。おそらく「西安駅」「西安駅西」「西安駅東」などバス停がいくつか分かれているため発見できないのだと思いますが、一言に東とか西とか言っても駅そのものが非常に巨大なので、バス停を探すだけでも大変な歩行距離です。

暗くて寒いなか、バス停を探し続けるのも辛いので、タクシー乗り場に向かったのですが、タクシー乗り場も大行列。というか、中国人でも真面目に列を作って並んでいるのが驚き。本当に並ばないと乗れないぐらい混雑しているということなのでしょう。

次なる手段として、日本でもやりがちな「駅から少し離れたところでタクシーを拾う」作戦に出ました。

とりあえず西安駅から見て、南西方向が鐘楼なので、碁盤の目をやみくもに南西方向へ歩いて、人けのない住宅地で通りがかったタクシーを拾おうと思ったら、なんと衝撃の乗車拒否。
同じタイミングで他の中国人も拾おうとしていたのですが、やはり乗車拒否されていました。

実際の理由は知る由もありませんが、もしかすると西安城壁内のほとんどはタクシー乗降禁止なのかもしれません。むしろそうじゃないと、わざわざタクシー乗り場で大行列する必要もないわけで、思い返すと西安咸陽空港でも乗り場でチケットをもらって乗ったので、本当にそういうルールになっているのかもしれません。(繰り返しますが、確認したわけではないので想像です)

というわけで、仕方がないので、南西方向へ歩けるだけ歩いたところ、北大街というバス停で鐘楼行きのバス路線を発見したので、ここからバスに乗ることにしました。

よく見るとバス停の近くでも流しのタクシーを拾おうとしている中国人がいたのですが、ここでもやはりタクシーは止まってもらえず苦戦していました。

これだけ大きな街でタクシーが使えないとなると、中国人はともかく、外国人旅行者にとってはめちゃめちゃ不便です。せめて地球の歩き方でバス路線図でも出ていれば救いもありますが、それもないので西安の地図を思い浮かべながら、路線バスがありそうなところを探すという面倒な作業が必要になります。

どうにか北大街のバス停でバスに乗ることができ、南門まで行くことができましたが、この西安の交通事情はもうちょい改善をお願いしたいところです。

しかし、歩いたなあ、、、


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~参考サイト~
・西安の旅行情報サイト
・初心者向けの旅行ガイド
・外国人向けの日本旅行ガイド
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